works  都会の中で自然と向き合う家
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“空を見ることが好き”な施主のために、従来は部屋だった部分の壁と屋根を切り欠き、大きなリビングダイニングにルーフバルコニーを2箇所新設することにしました。うち1箇所は浴室に隣接しており、雑木林のような中庭と空を楽しみながら、毎日の入浴が楽しめるようにしています。天井に内臓したスピーカーから流れる音楽が、より一層リラックスさせてくれることでしょう。

天井には意匠を施さず横への広がりを強調し、さらに大きなミラーの設置により空間の領域を曖昧にして、開放感を強調しました。外部からの視線を遮るために、東側バルコニーには視覚的に軽快な常緑樹を植え、大テーブル(家族が集まると総勢16人になる)からはどこを向いても、必ず植栽(外部)が視界に入るように配慮しています。

朝は中庭のバルコニーまで陽が射し込み、夕刻は木漏れ日としての夕陽が入りこみます。日中は刻一刻と変わる陽射しによって空間が表情を変え、日没までは照明をつける必要はありません。夜間はライトアップにより植栽が浮き上がり、2箇所のバルコニーのガラスによって囲まれた照明がいく重にも反射し、幻想的な空間へと変わります。照明回路を細かく分岐しているので、必要な部分だけに光を供給することができ、光むらによるくつろぎを感じてもらえるように配慮しました。

”こんなところに、住んでいいんでしょうか?”との賞賛をいただきました。

 

 
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