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美容室 イサック ブランコ isaac blanco 兵庫県西宮市
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大阪を中心に、ロサンゼルスとマドリッドにて美容室を展開しているビグディーインターナショナルのファミリー向け郊外店です。 ISAAC BLANCOとは、ビグディーインターナショナルの社長の友人であるマドリッドの美容師の名前です。BLANCOとはスペイン語で白を意味しますので、白を意識した店づくりが順当には望まれるところです。しかし当時の、白い美容室だらけの状況下で、同様のものをつくることには抵抗がありました。”白い店”として、ひと括りにされない程度にはイメージをずらさなければなりません。しかも”白い店”の多くは若い女性向けの都心型であったのに対して、このお店はファミリー向けの郊外店です。 カリスマ美容師ブーム直後ということもあり、売り手市場の名残りとして、”白い店”には、過度に良い客を演じるための舞台であるかのようなイメージが染みついている気がしました。客に構えることを強要するような居心地の悪さを払拭するしかけも必要です。 路面店なので、認知を促すためには、強固な理由でもない限り閉鎖的にするわけにはいきません。しかしガラスファサードにて開放すると、ハウジングメーカーの家が立ち並ぶ周囲の景色を店内に背負いこむことになります。それらの解消のために、自己完結的に借景をつくることを考えました。 折しも温泉ブーム到来。老若男女、自然に開放された空間でゆっくりくつろぐことに贅沢を感じるのであれば、樹木に囲まれた美容室にしましょう!というのが、コンセプトとなりました。自然に包まれた施設に入りこみ快適なひとときを満喫し、身体も気持ち良く変化してリフレッシュするという意味で、この美容室は温泉とオーバーラップするところがあります。しかも近場の温泉です。 そのような狙いもあり、カジュアルホテル(宿泊施設)のパブリックスペースのようなイメージにて、美容室のイメージからずらしてみました。和風=旅館としなかったのは、明確すぎるテーマパークのような主張を避け、”飛躍する”よりも”ずらす”ことのほうが、違いがより新鮮に見えると思ったからです。 バリアフリートイレ、車椅子用カットコーナーの設置、広い通路の確保等、ハンディキャップ対応を充実させています。またバックヤードを大きく確保することにより、オペレーションの都合による雑多なものが、客から見えないように配慮しました。その分スタッフルームが小さくなったのですが、この面積配分が、技術だけではなくサービスにも特化しようとするビグディーインターナショナルの姿勢の表れだと思います。 気取らないスタッフが出迎えてくれる人気店となりました。 |
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